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大人向け絵本と言えばこの方「ショーン・タン」美しい絵と物語。おすすめ作品6選

みなさまこんにちは(^^)
児童書大好きたけです。
今回は、「大人向け絵本」の中でも人気の高い「ショーン・タン」さんの作品を紹介したいと思います。
ショーンタンさんは私のハマっている大人向け絵本の中でも怪談えほんエドワード・ゴーリーさんに並ぶ、大好きな作家さんです。

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ショーン・タンさん紹介

ショーン・タンShaun Tan、1974年 – )は、オーストラリアのイラストレイター、絵本作家、映像作家。『レッドツリー』『アライバル』など大人向けの絵本作品で知られる。
西オーストラリア州フリーマントルに出生。マウント・ローリーのスタジオにて数年間フリーランサーとして活動したのち、2007年よりビクトリア州メルボルンを拠点に活動。マレーシアから西オーストラリアに移住した父の経歴が作風に影響を与えている。2008年、文章をいっさい入れずに描かれた作品(グラフィック・ノベル)『アライバル』にてアングレーム国際コミック・フェスティバル最優秀作品賞受賞。そのほか世界幻想文学大賞アーティスト部門、ヒューゴー賞プロ・アーティスト部門、ディトマー賞最優秀芸術部門、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞など多数の受賞がある。

Wikipediaより

まだまだお若いショーンさん。これからどんな作品を魅せてくれるのか、とても楽しみです。それでは、作品の中から六作品ほど紹介したいと思います。

セリフが一切ない、まるで映画のような絵本「アライバル」

あらすじ

新たな土地に移民した者が、その土地で生まれ変わり、新生児のように成長していく。そこには過去の自分を捨てなければならない辛さと、新しい人生を歩むチャンスを手にした幸せとの両面がある。それをまるでサイレント映画のように一切の文字を使用せず表現した、究極の文字なし絵本。

BOOKデータベースより

感想

アライバルとは日本語にすると「到着」を意味します。
架空の国の物語なのにどこか懐かしさすら覚えます。

出てくる人・建物・動物とどこか懐かしく、どこか新しい。
セリフが一切ないこの物語、予備知識なしで是非読んでほしいのであまり詳しくは書きません。ただ一言「素晴らしい」です。

もしこの本が気に入った方がいましたら「見知らぬ国のスケッチ」もおすすめです。

アライバルが出来るまでの本と行った所でしょうか。作者のスケッチや構想がぎっしり詰まっています。アライバル、よくわからん!という方の為に解説も丁寧です。
私は両方とも図書館にて読みましたが購入を決めました。
手元に置いておきたい。そんな一冊です。

こんな方におすすめ

  • 自分はどこから来てどこに行くのかと思ってる方
  • サイレント映画が好き
  • 絵本好き
  • 帰属意識・新しい生活を始めようとする方

不思議な視点から人間社会を見る「セミ」

あらすじ

セミおはなしする。よいおはなし。かんたんなおはなし。ニンゲンにもわかるおはなし。トゥクトゥクトゥク!

BOOKデータベースより

感想

こちらも言葉少なめの絵本。
セミが人間社会に入り込んでいるという事がもう不思議なんですが、
セミを何かに例えていると思うと深い話になります。
さらにはセミの一生は何年も土の中。そこから成虫になって1週間の命。
それらを見事に表現した絵本ですね。

セミなので表情は分からずなのですが、気になったのは一番ラスト。
あの時セミは笑っていたのでしょうか。悲しんでいたのでしょうか。何も考えていなかったのでしょうか・・・・。トゥクトゥク・・・・。

こんな方におすすめ

  • 社会に溶け込みにくいと感じる方
  • 絵本好き
  • 虫が好き
  • 想像が好き

不思議な風来坊「エリック」

あらすじ

何年か前、わが家に交換留学生がホームステイにやってきた。でも、勉強するのも眠るのももっぱら台所の戸棚の中。「きっとお国柄ね」と母さんは言った―。

BOOKデータベースより

感想

少し小さいお子様でも楽しめる絵本。大体なんでも受け入れる両親が素敵。
この風貌で留学生と認める辺りがいいですね。

とっても素敵なエリックです。
色んな事を学んで色んな事を吸収します。
そして最後は・・・。

なんだかよく分からないけれど、フフッとなれます。
学んでるエリックを見てこの子も学んでいるんだろうな。

こんな方におすすめ

  • 絵本好き
  • 違う文化が好き
  • 人を認めることが好き
  • 難しくない本が読みたい

アナタの明日は何が待ってる?「レッドツリー」

あらすじ

沈みそうな紙の船でただよう主人公。湖面に浮く灰色の枯れ葉の中に、赤い木の葉が、一枚。日本で初めて翻訳された、ショーン・タンの絵本が大型絵本になりました。

BOOKデータベースより

感想

沈んでいた日々が更に沈む。どんどんと。
そのいかんともしがたい気持ち・環境・周りの現象などに自分はどう立つのか。
「自分は自分としてなんなんだろう」「今の状態は自分はどうなんだろう?」

そんな事を考えてしまう絵本ですが。どんどんと沈む少女の気持ち・日常が最後にどうなるのか・・・というのがこの絵本のみそ。

「レッドツリー」というタイトルの意味が分かるかと思います。

こんな方におすすめ

  • 自分を見失った方
  • 日々が楽しくない方
  • ネガティブな思考をしてしまいがち
  • 絵本が好き

迷子はどちらに?「ロストシング」

あらすじ

ぼくが見つけたのはへんちくりんな迷子。そいつの居場所を探すふしぎな旅が始まった―。

BOOKデータベースより

感想

とある夏。奇妙な生物と出会うところから物語が始まる。
生物・・・と言ってもいいのだろうか?という生物。

どうやら「迷子」らしいその生物を居るべき場所に戻すため色々な場所へ探しに行く。

自分の居場所・居るべき場所ってどこだろう?
本当にそこは変えるべき場所なのか?

特別なドラマがあるわけではないけれど、特別な物語のように感じる作品。

こんな方におすすめ

  • 自分の居場所を探す方
  • 「誰か」が好きな方
  • 絵本が好きな方

あなたはどんな町から来た?「遠い町から来た話」

あらすじ

町のはずれに住んでいた水牛のこと、覚えている?誰にも愛されなかった物からペットを手作りすることや結婚までのとても危険な道のりの話、それから異次元からのちっちゃな交換留学生のこと―。

BOOKデータベースより

感想

ショーン・タンさんの渾身の短編集といったところでしょうか。
色々な話が描かれています。
通して感じるのは奇妙さと不思議さ、温かさとぬくもり。

さみしさとせつなさも感じるこの絵本は何度も読み消せて、その度違った印象を受けるのではないでしょうか。

それは、読み手の心の具合によって色を変えられる作品なんだ。ということを感じます。
是非とも手元に置いておきたい一冊です。

こんな方におすすめ

  • なんだか物悲しい気持ち
  • 暖かな気持ちになりたい
  • 絵本が好き
  • ショーン・タン好き

最後に

ショーンタンさんの作品、いかがだったでしょうか?

様々な作品がありますが、絵のカラーのようなものは一定に感じます。

「自分が自分である事」や「自分の居場所」のようなものを感じるのではないでしょうか?

作者が求めているものなのか、読み手がそう受け取りがちなのかは分かりませんが、なんとも不思議な気持ちに出会えることと思います。

是非一冊は読んでみて、願わくば一冊は手元に置いておいてほしい作品たちです。

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