さー今日も2本目!
今回は小説レビューにてお届けします(^^)
貴志祐介「新世界より」です。
近未来の日本を描く・・・あらすじ
1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖(かみす)66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄(しめなわ)で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力(念動力)」を得るに至った人類が手にした平和。念動力(サイコキネシス)の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた……隠された先史文明の一端を知るまでは。 (講談社文庫)
こちらはアニメ、マンガにもなりましたね。
かなりヒットしたので知ってる方も多いのでは無いでしょうか。
こんな方におすすめ
- SF好き
- 超能力使いに憧れる
- ちょっとグロいのでもいける
- 冒険好き
感想まとめ
貴志祐介さんは結構ホラーファンタジーが多いですね。
私は大ファンで、全文庫持ってます
💪(`・ω・´💪)
中でも「新世界より」はお気に入り。
一気に上・中・下巻を読み切りました。
1000年後の日本の、超能力を持った人間と、はだかネズミを進化させた、高度な知能を持つバケネズミたちの争いを描く。グロい表現と気持ち悪い虫やらなにやらがいっぱい出てきます。
幼少期から青年、大人になるまで、そして……と壮大な物語。
個人的にはこういう争いを描く時、果たして正義はどちらだ!?と考えさせられるのって大事だな。と思う。
読む人は多分最後、ものすごくスッキリしない気分にはなると思う。
それはそれは進化論だったり、倫理観だったり、社会学的なものが関係してたり、
何より自分の中の常識だったりルールが働いているんだと思う。
だからそれでいいんだと思う。
キラキラ~ってしてハッピーエンドだぜ!
みたいなのが好きな人は多分合わないし、
こうでなくてはならない!的な考えを持って読むと絶望を味わう気がする。
私はこの作品、めちゃくちゃ大切な事を言ってる気がして、大切にしています。
冬の寒い季節、コタツにくるまりながら「新世界より」いかがでしょうか?
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