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小説レビュー 10 伊坂幸太郎「死神の精度」あらすじ・感想まとめ


皆さん、立ち寄って下さってありがとうございます\(^^)/

今回書かせていただく作品は、
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伊坂幸太郎「死神の精度」 

こちらも映画・舞台となった作品。
 
舞台の方のDVDは持ってるので今後レビューを書きたいと思います。
 
続編も読んだのですが、写真を忘れたのと押し入れに入ってて取り出せない^^;
 
という事です_| ̄|○
 

あらすじ

1、CDショップに入りびたり、 2、苗字が町や市の名前であり、 3、受け答えが微妙にずれていて、 4、素手で他人に触ろうとしない。 ――そんな人物が身近に現れたら、それは死神かもしれません。1週間の調査ののち、その人間の死に〈可〉の判断をくだせば、翌8日目には死が実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う6つの人生。 日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した表題作ほか、「死神と藤田」「吹雪に死神」「恋愛で死神」「恋路を死神」「死神対老女」を収録。(BOOKデーターベースより)
 
伊坂幸太郎さんの描写って神秘的な感じがします。
なんというか……
 
風景や情景の描写が綺麗な感じ。
雨の様子とか空気感とかですね。
 
短編6つからなる作品。それぞれ視点は違います。
死神と出会う人もそれぞれ。
それぞれの生き様や考え方が描かれます。
 

物語の主人公「死神」とは

 
ある死神の話なんですが、
感情や心のない死神のようで、何かしら動くものがある。
 
その微妙な感情を出すのが非常に素敵。
他の死神も登場しますが、呼び合うことも慣れあうこともありません。
 
淡々と仕事をこなす・・・というお役人のような死神たち。
 
それでもなんだか人間臭いのはCDショップに入り浸っている所。
音楽が好きという人間臭さが親近感をよんでいるのかもしれないですね。
 
最近ではCDショップでヘッドフォンを付けて視聴している姿は減っていますが、当時はそれなりにいたような気がします。
 
また、設定というか、スポットの当て方がとても好みでした。
 
短編のようで短編でない、長編のようで長編でない、全てを読み終えた後、なんだかバレバレとして、物語ではずーっと雨なんですが、スッキリ晴天になった気分になります。
 
映画も見ましたが、キャスティングの妙といいますか、めっちゃ素敵に仕上がってました。
原作も映画も素敵な作品。もちろん舞台も……(^^)

「死神の精度」名言

伊坂幸太郎さんの作品には名言が多く、よく引用されてたり、自分で使ってみたくなります。
ネタバレにならないよう、少しご紹介。
 
“人生なんていつ終わってしまうか分からないんだから、話は交わせる時にしておくべきだ。不躾だろうが何だろうが。”
 
死神としての仕事。それはその人物が死ぬかどうかを「決める」事。
それを知っている人物の言葉としては非常に説得力のある言葉。
 
今日元気でもいつ別れるか、いついなくなってしまうか分からない。
後悔の無いよう、伝えたいことは伝えて一日を終わらせないといけないなぁと思います。
 
人間というのはいつだって、自分が死ぬことを棚に上げている
 
上記名言と少し被りますがこの作品は一貫して「生と死」について書かれています。
明日自分がどうなるのかなんて分からないのに、死ぬなんて微塵も考えない。
だから「今」という時間を疎かに考えてしまうのかもしれません。
 
死神の決める「可」と「不可」によってその人物がどうなるかが決まってしまう事と、
死神が仕事をする時は「雨」が降る。という事が少しリンクしつつ、
 
「不可」となる基準って?
「雨」はなんで降っていて、雨が止むことはあるのか?
 
そんな謎も持ちつつ読んでみても面白いかもしれません。
あっという間に読み込んでしまえる作品なので、
 
是非是非読んで欲しい、1作です(^^)
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