皆さんはどんなお芝居が好きですか?現代劇?歌舞伎?落語?
ストリートプレイ?
今回は「ミュージカル」をお届けします(^^♪
大人計画「キレイ~神様と待ち合わせした女」
私は歌とダンスが苦手なのであまり自分ではやる事のない「ミュージカル」なんですが、そもそもミュージカルって?って説明出来ますか?
ミュージカルとは?
ミュージカルは、音楽、歌、台詞およびダンスを結合させた演劇形式。ユーモア、ペーソス、愛、怒りといったさまざまな感情的要素と物語を組み合わせ、全体として言葉、音楽、動き、その他エンターテイメントの各種技術を統合したものである。ミュージカル・シアター(演劇)の略語で、ミュージカル・プレイ、ミュージカル・コメディ、ミュージカル・レビューの総称である。
・・・らしいです。ちなみに逆?は「ストリートプレイ」ですね。
分かりにくいので要するに
- ミュージカル・・・セリフや思いを歌とダンスで表現
- ストリート・・・・セリフや思いはそのまま口に出す。歌は歌!
と覚えてていいのではないでしょうか。
あらすじ
過去でも未来でもない、民族紛争が百年にわたって続く架空の『日本』が舞台となり、とある暗い地下室に誘拐・監禁されたキグリ軍長官の娘「ケガレ」が「カミ」という存在に呪われながら、地上に出て大豆回収業者のカネコ達と出会い、ケガレがミサと出会うまでを描いた話。
出演: 鈴木蘭々, 高岡早紀, 阿部サダヲ, 片桐はいり, 橋本じゅん
この作品は何度も再演されているので出演者は違うんですが、2005年度版は主演に鈴木蘭々さんでした。正直ピッタリな役柄と感じましたね。
キレイ「名言」「感想」まとめ
一言素晴らしかった。というと簡単なのだけど、民族紛争なんて難しいテーマでよく作ったなぁ・・・と思う。
そして歌いも歌ったナンバーは22曲にも上る。・・・ミュージカルではこの位はまぁ、普通かもしれませんが。
「ケガレ」という少女が民族紛争に巻き込まれ、生き抜いていくのだけれど、テーマ曲が良かった。
「途方に暮れて 未来に逃げて なおさら暮れて 過去へとすがる」
この物語のスタートとしてふさわしい歌なのではと感じる。また、コメディ大好きな私としては「橋本じゅん」「阿部サダヲ」「片桐はいり」らの大暴れを見逃してはいけない。
当然ではあるがアドリブやアクシデントも満載である。
個人的には段々不気味になっていくダイズ丸役の橋本じゅんさん。
登場するたび不気味になっていくのだが、面白おかしく繰り出すお芝居はたまらない。
また、必ずホロリとさせてくれる。前の登場が滑稽であればあるほどホロリと出来るという、お芝居の勉強もさせてもらった。
そして最後の「キレイ」の歌。
「ケガレて ケガレて 私は キレイ」
という歌で物語を閉める。どんな結末なのかは歌詞で分かるかもしれないが、是非観劇して確かめてほしいです。(´∀`)




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