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本当に体験した怖い話#7-2「山」

本当に体験した怖い話#7-2「山」

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これまでの怖い話「山」

時刻18:30~ 「最初の出来事」

ズンズンと薄暗くなった山を登っていきます。

最初は二人でワイワイと登っていたのですが、お互い段々疲れて来たようで、口数も減ってきました。
山の中腹まで登ってきたくらいでしょうか。

友人が、ションベンしてぇ

と、道から外れて草むらに入って行きました。

時計を見ると19時

もう始まっているかもなぁ…何時までだったっけ?
なんて思っていると

中々戻ってこない友人にソワソワしつつ、一人で薄暗い中、待っている事も重なってイライラしてきました。

そんな時、険しい表情の友人が帰って来ました。

友人『お前…変なイタズラ止めろよ~。危なかったんだぞ~』
私 『は?俺はずっとここにいたぞ?どうしたの?』

そう言うと、一瞬友人は固まってしまいました。
私は訳も分からず攻め立てられて困惑していました。


友人『ウソ…言うなよ…ションベンしてる…俺を押しただろ…

   笑いながら…俺あの崖っぽいとこから落ちる所だったんだぞ。』

友人もそう言いながら、ソレは私の仕業ではないと気が付いたようでみるみる顔が固まっていきました。

しばらく無言で立ち尽くす二人。風で揺れる木々の音だけが二人の間に流れます。

…………二人で立ち尽くしていると…

『あはは…』
『ふふふ…』
『キャッキャッ』

どこからともなく、子どもの声がして来ました…。
これは二人共に聞こえたらしく、まるでロボットのようにゆっくりと二人は顔を見合わせました。

顔を合わせた瞬間

『ぎゃ~!』
『うわぁ~!』

叫びながら山を登って行きました。
降りれば良かったのに、登ってしまいました。

周りはどんどん暗くなり、お互いの持っていた懐中電灯だけが頼りでした。

雑草をかき分け、虫をはね除け、少し木や草で腕と足が傷つきましたがお構いなしでただただ走り、登って行きました。

振り返る余裕もなく、とにかくその場に居たくないという事だけが先走り、息が切れるまで登っていきました・・・。

続く

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