[metaslider id="393"]

本当に体験した怖い話5-3「レンタルビデオ屋」

スポンサーリンク

前回までの「レンタルビデオ屋」

女との出会い

私はビクッ
として、恐る恐る音のある方へ向かいました。

場所はそう・・・お店の真ん中くらいの場所で、サスペンスコーナーだったと思います。
泥棒か?・・・いや、そんなハズはない。裏口はないし、出入り口は一つだけ。

そこからは誰も入ってきていない。

なにかあるとしたら・・・

洒落にならん…

そう思い恐る恐る、近づいてみると、

やはり白いシャツの女性が立っていました。
今度はこちらを向いて…

コンタクト


ハッとなりました。
白いシャツの女性が私の方を向いて立っていたのです。

よく見ようともしませんでしたが、顔は見えませんでした。

明るい店内のハズなのですが
顔はボンヤリとしていたように見えます。

ただ…
うっすらと笑っているように感じました。


ニコニコというよりは口元が緩んでいる感じでした。

見えなかったのですがそう感じたので
私も少しだけ気持ちを落ち着かせる事が出来ました。
恐ろしさも感じずむしろ向こうも何か言いたげな印象を受けました。

そして…思わず
『あの…』

と声をかけてしまいました。

数ある体験の中でも話し掛けたのは初めてだったのですが思わず言葉が出たのです。

それは女性の微笑みと
悲しげな雰囲気がそうさせたのかもしれません。

少しの沈黙。向かい合う二人。
私が言葉を掛けて少しして、

『………あれを……』

小さく、聞き取れないくらいの声。
か細く、消え入りそうな声でした。

???

意味が分からず立ち尽くす私は

『…何か探してるんですね?』

思わず何とかしてあげたいと感じました。
そして…

『…………』

ゆっくり頷いたようにも、
うつむいたようにも見える女性は

困ったように振り返り、

また、消えていきました。

どうやって帰ったかは覚えていません。

私は立ち尽くしてしまい、
ぼーとしていました。
どうやって自分が帰ったかも覚えていませんが、探しているものを探してあげないと、

また 出るな…


そう思いました。

つづく

Amazon.co.jp: Audible (オーディブル) - 本を聴くAmazonのサービス: generic
Amazon.co.jp: Audible (オーディブル) - 本を聴くAmazonのサービス: generic

コメント

タイトルとURLをコピーしました