読んでくださってる方!どんもありがとうございます!(^^)
あらすじ
ニート生活を送ってきた26歳のマ男は母親を亡くし、一念発起して情報処理の資格を取得する。不況のご時世の中、必死で就職活動をするものの試験に落ち続け、最終的にパスしたのはとんでもない問題企業だった。彼は初出社当日から当然のようにサービス残業をさせられ、その状態が毎日続いていく。
シネマトゥデイ より
主人公の成長
色々と毒舌っぽくなりましたが自分と照らし合わせてしまうというか、共感しすぎてしまいました。
そもそもニートだった青年が一念発起、就職するところからスタート。
電車男のように2CH形式で進行していくため、読んでる人のリアルタイムな反応が生々しく、心強い。
入社初日から定時17時を大幅に超える退社時間。
・・・よく3日くらいで辞めなかったな・・・。
と心底尊敬しますが無茶苦茶なスケジュールを回りに助けを借りつつこなしていく。
この時の初日の様子を読むに
・・・本当に元ニートか?
というくらいの社交性とコミュニケーション能力の高さ。
なので自然と人が集まってきます。本当に助けを求める人ってのは誰かが助けてくれるものなんだな。と読んでて思うしレスポンスを見ても非常に温かさが感じられる。
そしてなるべくしてなるチームリーダー。
新入社員時代からプロジェクトリーダーへと成長し、まとめる立場にあっという間になってしまったけれど、めげずに立ち向かう姿はちょっとウルっときます(´Д⊂ヽ
ブラック会社・・・とは?
最初の方でも書きましたが私もブラック会社を渡ってきました。そういった会社はすべからく離職後倒産してたり、規模縮小しています。
今現在でもブラック会社に立ち向かう人、なすがままな人、見切りをつける人様々いるでしょう。
これを読んで「ブラック会社とは・・・?」と考えるようになりました。
労働環境・労働条件などが悪魔のような場合がほとんどかと思いますが、実はその人の気持ちの持ちようややり方ひとつで改善できることもたくさんあるのかな?と。
仕事量でパンクしてしまって首が回らないかもしれませんが、周りの仲間や家族のフォローで助けられることがたくさんあるのかな?と。
この主人公は会社の仕事の中で成長し、この物語?を書き続けている中でも成長を見せてくれます。
しかし中々現実ではこう上手くいく事は少ないでしょう。
人手不足・減らない仕事量、サービス残業の増加。世間的に改善されつつあるけれど、中小企業はなかなか改善にはいたっていきません。
だからこそ負けない。
「もう辞めてもいいや」そこまでいけばなんとかなるもんです。少しの勇気で闘いだせば何かが変わって誰かが付いてくる。
何をもってブラック企業と呼ぶのか?それは人それぞれかもしれません。
そんな事を考えさせてくれる作品でした。



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