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小説レビュー#31 貴志祐介「青の炎」あらすじ・感想まとめ


皆さんこんにちは!!

 
南国鹿児島は2月は寒い!1月はも少しあったかかったのに……(><)
 
……まぁ、読書や観劇には関係ないですけどね(笑)
ズズッ…( ՞灬ة)🍵
 
……そんな訳で今回は(笑)読書の方です。
 

貴志祐介「青の炎」

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あらすじ

櫛森秀一は、湘南の高校に通う十七歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との三人暮らし。その平和な家庭の一家団欒を踏みにじる闖入者が現れた。母が十年前、再婚しすぐに別れた男、曾根だった。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとしていた。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意する。自らの手で曾根を葬り去ることを…。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。その哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作。(BOOKデーターベースより)

 
嵐の二宮和也さんが主演して話題にもなりました。

感想まとめ

 
この本のキーワードは「少年犯罪」でしょうか。
 
犯罪だし、いけないことなんだけど、「完全犯罪」を必死で考えて必死で実行に移す主人公に感情移入してしまう。
 
そして主人公があくまで17歳の少年。しかも犯罪を犯す側だ。というのもこの時代を表してるような気がします。
 
この時一気に未成年の犯罪が増えて社会問題になりましたからねぇ……。
 
誰しもが「あんなやついなくなれば良いのに」と「あんなやつ殺してしまいたい」
と思った事はあるはず。
実行に移さないだけで。
 
これはギリギリまで考えて考えて、実行に移す。
果たしてこれは正義なのか悪なのか。
 
犯罪は悪ではあるけれど、この背景を知った時、果たしてそれは悪なんだろうか?
 
悪だとしたら何が悪なのだろうか?
 
少年の犯罪を認める事は出来ないけれど、ではどうすれば解決した問題だったのか?
 
誰がそれを答えることが出来たのだろう?
 
紙の上でしか分からない正義とか悪とかはしょせんペラペラで。
 
追い詰めていく刑事さんの心情も心に刺さる。
 
果たして少年はどうなってしまうのか?
というのも見所で。
 
最後は私はやり切れない感情に襲われました。
 
本当に考えさせられる作品です。
 
今だからこそ、読んだ方がいい作品かも知れません。
m(_ _)m

名言・こんな人におすすめ

この小説で一番の名言と言えばこれではないでしょうか。

「考えろ 考えて考え抜け
どうすれば一番いいのかを どうすれば家族を守れるのかを 」

(青の炎より)

本編を読んだ方は分かるのではないでしょうか。この言葉は皆さんはどう受け取るでしょう?愛する人たちのための犯罪とはいえ、許されないことだと責められるでしょうか。なんとも難しい問題に作品を通して伝えようとしています。

これは現在、起こりえる事件だと思います。

こんな方におすすめです!

  • 社会問題に興味がある。特に青少年犯罪
  • 主人公の気持ちに寄り添う読書がしたい
  • とにかく泣きたい
  • 倒叙ミステリーのファン

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